居心地の良い家7つの特徴・悪い家5つの特徴│浜松市の居心地の良い家の実例も紹介
注文住宅を建築するなら「居心地の良い家にしたい」と誰もが思うものです。
自宅でくつろぐ時間が居心地よければ、休日に心の底から休息でき、家族と心穏やかに過ごせます。
では、居心地の良い家はどうすれば実現できるのでしょうか。
本記事では、はじめに居心地の「悪い」家の特徴を解説します。
居心地の悪い家の特徴を踏まえた上で「居心地の良い家の7つの特徴」を紹介します。
記事の終わりでは、浜松市で実現した居心地の良い家の実例も紹介するので、合わせて参考にしてくださいね。
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はじめに、居心地の悪い家の特徴を5つ紹介します。
せっかく注文住宅を建築するなら、以下の要素を感じない家にしましょう。
- ・夏暑く、冬寒い
- ・家が散らかっている
- ・家が臭う
- ・家が暗く空気が淀んでいる
- ・家が暗く居場所が少ない
夏暑く、冬寒い
1つ目は「夏暑く、冬寒い」家です。
断熱性能・気密性能が低く、外の熱気・冷気が室内に伝わってしまい、温熱環境の面でストレスを感じてしまいます。
冷暖房を頻繁に利用することにもなるので、光熱費が上がる原因にもなるでしょう。
家が散らかっている
2つ目の特徴は「家が散らかっていること」です。
整理整頓ができておらず、床や机の上に物が散乱していると、気持ちよく暮らすことはできません。
収納が不足して、季節ごとに出し入れする物が廊下や居室に溢れている場合も該当します。
家が臭う・空気が淀んでいる
原因は様々ですが「家の中が臭う・臭い」場合も、居心地が悪くなります。
新築住宅は24時間換気システムを設置することが義務づけられているので、一定時間ごとに空気の入れ替えは行われるはずです。
しかし、間取りや換気口の配置によっては、換気が不足する場所が生まれて、カビ・ダニの発生、匂いの原因になる場合があります。
家の中が暗い
家の中が細かく区切られていると、家の北側を中心に「暗い場所」が生まれて、気持ちも暗くなることがあります。
照明で照らすこともできますが、照明計画に失敗してしまう場合も。
家の中に居場所が少ない
「居場所の少なさ」も居心地の悪さにつながります。
リビング・ダイニング・個室など、複数の居場所を準備することで、その時々の気持ちに合致する場所で過ごせます。
極端にコンパクトなリビングや、個室のない家では、居場所のなさを感じる場面があるでしょう。
居心地の良い家「7つの特徴」
対して、居心地の良い家はどんな特徴を持っているのでしょうか。
主には以下の7項目が居心地の良さにつながります。
- ・断熱性能が高く、優れた温熱環境を持つ
- ・十分・適度な収納があり、部屋が常に片付いている
- ・室内が好ましい香りに包まれている
- ・部屋が適度に広く、複数の居場所がある
- ・大きな開口から光と風を取り込める
- ・動線に配慮された動きやすい間取り
- ・窓から豊かな景色が望める
断熱性能が高く、優れた温熱環境を持つ
「夏涼しく、冬暖かい」こうした「優れた断熱性能」を持つ住まいは居心地が良くなります。
具体的には、日射量を上手にコントロールし、高性能な断熱材や窓を利用する住まいです。
軒を伸ばして、夏の日差しを遮り冬の日差しは取り込むよう設計すれば、冬場は太陽光の恩恵を最大限に受けつつ、暑い時期は日光を遮れます。
加えて高性能な断熱材・窓を利用することで、屋根・基礎・壁からの熱損失を防げます。
こうした工夫で、一年中薄着で過ごしやすい家を実現できるでしょう。
>関連コラム:【浜松市の注文住宅】一戸建ては寒いと言わせない断熱性の高い家
十分・適度な収納があり、部屋が常に片付いている
「十分・適度な収納があること」も居心地のよい家の特徴です。
衣替え後の衣類や扇風機など、季節柄頻繁に使わないものも含めて、綺麗に収納できるだけの収納量を確保すれば、物があふれることはありません。
また、物が溢れがちなリビング・ダイニング周辺も、小型の収納を設けることで、スマートフォンやティッシュなど、細々としたものを片付けられるでしょう。
室内が好ましい香りに包まれている
>施工事例:梅雨の季節も爽やかに暮らす家づくり(浜松市浜北区)
「室内が快い香りに包まれている」ことも居心地のよさにつながります。
芳香剤などを利用するのも手ですが、田畑工事では「自然素材」の利用をおすすめしています。
い草の香りがする「畳」
たとえば代表的なものは、い草を利用した「畳」です。
い草でのみ感じられる、い草独特の芳香を和室を作ることで感じられます。
心安らぐ香りのする「天然木材」
さらに「天然木材」も芳香を漂わせる代表的な素材です。
天然木材を利用することで、独特の香りが室内を満たします。
こうした芳香には「フィトンチッド」と呼ばれる、気持ちを沈静化させる作用を持つ成分も含まれるとされていて、居心地の良さを求める人にぴったりの素材といえます。
手触り足触りのよい「塗り壁」
香りは強くないものの「塗り壁」も空気の清浄化に効果を発揮します。
漆喰や珪藻土といった天然素材には、湿気の吸着効果や空気の正常効果が期待でき、気持ちのよい空気を提供してくれます。
天然木の床板に塗布する塗料も、一般的なウレタン塗装を利用せず、柿渋や蜜蝋ワックスなど、天然素材由来の塗料を利用することで、化学的な匂いのしない気持ちのよい空気が手に入ります。
部屋が適度に広く、複数の居場所がある
>施工事例:庭の四季を楽しみながら快適なワンフロアの暮らしができる家(浜松市浜北区)
「部屋の広さ・複数の居場所」があると、居心地の良さを実感できます。
人はそれぞれ、他人との心地よい距離感が異なります。さらにその日の気分によっても変わるので、部屋が広く、リビング・ダイニング・和室・個室と複数の居場所を設ければ、気持ちに合った場所でくつろげます。
大きな開口・吹き抜けから光と風を取り込める
空気の淀みや部屋の暗さに対しては「大きな開口部」を設けることが効果的です。
大きな窓・ドアを設ければ、開放することで光と風を取り込めます。
可能な限り間取りをつなげて、光・風が家の奥まで届くよう配慮するのも効果的。
また、吹き抜けを設ければ上下方向に光・風が届くので、さらに快適な空間になります。
特に隣家が迫っていて1階の窓からの採光が望めない場合に効果的です。
>浜松で木の家を建てる、田畑工事の「吹き抜けのある暮らしについて」
家事動線に配慮された動きやすい間取り
>施工事例:大きな軒とどこか懐かしい広い土間のある家(浜松市北区)
一日の中で炊事・洗濯を始めとする家事に割く時間は多いもので「家事動線に配慮された間取り」にすれば、ストレスなく家事をこなせます。
家事の時短にもつながるので、余暇の時間を伸ばすことにもつながります。
窓から豊かな景色が望める
リビングやダイニングでくつろぐとき、外に目を向けることもあります。
「窓から見える景色がよい」と、心地よく過ごせます。
たとえば植栽を配置して新緑を眺められるようにする場合もあれば、吹き抜け越しに青空を眺めることもあるでしょう。
心地よい家にするためには、土地選び・建物配置も重要だといえます。
浜松市で実現!居心地の良い家│実例3選
どんな工夫をすれば「居心地の良い家」ができるのかを解説しました。
記事の終わりに、浜松市で実現した居心地の良い家を紹介します。
過ごしやすさのポイントも紹介するので、参考にしてください。
複数の居場所で気持ちよい場所を探す
浜松市南区に建築された住まいは、リビング・ダイニングや和室がひと続きになった、広々とした空間を持つ住まいです。
和室はリビング・ダイニングとは離れていて建具も設けられているので、一人でのんびりしたいときは和室に、団らんを楽しみたいときはリビング・ダイニングで過ごすことができます。
大きな吹き抜けで開放的な暮らしを実現
浜松市東区に建築された住まいは、平屋でありながら大きな吹き抜けを有していて、非常に開放的な空間構成になっています。
視線が遠くまで通ることで広く感じられ、光・風も縦横に通るので、開放的な暮らしを実現できます。
杉の香りに包まれる立体感のある住まい
最後に紹介するのは、浜松市中区に建築された、バイクガレージが併設された住まいです。
見どころは壁面・天井・吹き抜けに至るまで徹底して張られた杉板です。
杉の香りが室内を満たし、日常生活を送るだけでも心地よさを感じられます。
目に見えるものも大事ですが、心地よさを追求するなら嗅覚・触覚といった感覚も大事にしましょう。
まとめ│居心地の良い家を実現しよう
「居心地の良い家」の特徴を解説しました。
居心地のよい家は、断熱性能や収納の有無など、目に見えたり数値で確認できる部分ももちろん大切です。
しかし、同時に木の香りや木材の優しい木目が織りなす空間も気にすることをおすすめします。
もし、浜松市で「心地よい家」の建築を希望しているなら、木の家を丁寧に建てる「田畑工事」にご相談ください。
思いの丈に合う、滿足できる家造りをお約束致します。
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浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。