ニュース&ブログニュース&ブログ

2016.02.10住まいとお金3

住まいにかかるお金は土地費用と建築費用に大別されます。

土地費用は全国的には下落しているエリアが多いと思われますが、都市圏では

上昇している傾向があります。

建築費用は、労働者の人手不足で一時高騰していましたが、現在は高止まり状

態で安定している傾向があります。

ただ、五輪関係事業等の増加により、資材は今後上昇していく傾向です。

トータルでは、消費税率の引き上げを控え、経過措置の期限(9月)頃までは需要

が強まり上昇傾向が続くと見ておいた方が良いでしょう。

 

2016.02.04神事について

IMG_0797

新築工事着工前に更地の状態で行うものを「地鎮祭」といいます。

その土地の神様に、工事中の安全祈願、完成後の家の繁栄を祈願するものです。

今回のI様邸の場合は建替え工事ですので、それとは別に解体する住居に対して

「解体祓い」という神事を先行して行いました。

これから解体する家に対して「長年、住まわせて頂き有難うございました」という感

謝を表すと共に、取り壊しの事情を奉告し、解体工事の無事を祈願するお祭りです。

これは各宗派により違うかもしれませんが、「解体祓い」で「地鎮祭も兼ねる」こともあ

るようです。

その他、昔からの井戸を埋める前に水神様に感謝する「井戸祓い」等もあります。

いろいろな神事がありますが、日本の文化の西洋との違いは、自然や人工物など

、どんなものにも神が宿っているので、何事にも『感謝が大事』という事だと思います。

 

 

2016.01.29住まいとお金2

消費税10%適用はいつから?

住宅を購入する場合、土地には消費税はかかりませんが、建物価格や備品類

、工事費等には課税されます。

建物だけでも数千万円かかる場合、2%のアップでも数十万円のアップにつな

がりますので少なくはありません。

消費税は本来全ての物品に引渡し時の税率が適用されます。

しかし、注文住宅等は契約を結んでから引渡しまで数か月~1年程度かかる場

合もありますので期間の経過措置が認められています。

消費税率引き上げは、現在2017年4月に予定されていますので、半年前の20

16年9月30日までに契約をすれば引渡しが2017年4月以降になったとしても

8%の税率が適用されます。

 

税制優遇などの特例について

●住宅ローン減税(毎年の住宅ローン残高の1%を10年間所得税から控除等)

 は引き続き現行の制度が維持される予定

●8%時には最大30万円であった住まい給付金は収入により最大50万円に増

 額される予定

●住宅取得等資金の贈与税の非課税枠が最大3000万円に拡大される予定

比較的余裕がある親世帯からの資金を促し、若い世帯の負担を減らし住宅を

購入をし易くする

 

いろいろな措置が予測される中で、適用される税率に応じて特例の内容が異

なるので、上手に特例を活用して、金額を抑える工夫が必要と思います。

 

 

 

 

2016.01.28住まいとお金1

今年は住宅を手に入れたいと思う方が一番気にされるのは、

消費税と住宅価格ではないでしょうか。

消費税の増税は来年4月に予定されていますが、新築住宅

を建てるには平均的な住宅の場合3~6ヶ月程度はかかる

ので事前の準備期間が必要になります。

住宅に関わる税金制度の改正や地価や建設費の上昇傾向

も気になります。

また、電力自由化で電気料金が下がる事に期待できますが、

光熱費を抑える為には、住宅の省エネ化も考慮しなくていけ

ません。

省エネも含め、住宅価値の下がりにくい家づくりは住宅性能の

高い家づくりと密接に関係してきます。

 

ライフスタイルの変化にも注目が集っています。

2世帯住宅などを検討される方、子育てを終えた元気なシニア

世代が生活を一新して建替えやリノベーションをするケースも

多くなっていると感じます。

 

住宅ローンは過去最低金利水準を維持していますが、今年も

同様なのか?

相続税の増税の影響で、対策を検討される方も増加しています。

家づくりをする工務店としては、多様化する住宅のニーズにも対応

していかなければならないと思っています。

 

住まいとお金に焦点をあて、気になる部分をブログで取り上げて

行きたいと思います。

 

 

 

 

 

2016.01.22漆喰壁の家

160122ブログ1 160122ブログ写真2

漆喰の塗壁は調湿性が高いので、四季を通じてさわやかに暮らせます。

梅雨どきも真夏も室内はさらりと気持ちよく、雨の日も楽しい家です。

漆喰の具体的なメリットって?

漆喰の壁材としての歴史は5000年以上もあり、世界で最も安全な仕上げ材

として世界遺産や国宝の建築物にも使用されてきました。

漆喰は昔から「呼吸する壁」とも言われており、湿度を調湿してくれて家の中

の嫌な臭いもとってくれます。漆喰の主原料である石灰はPH12.5という強

アルカリ性で、ほとんどのカビやウイルスなどが生息出来ません。

その為、病院や学校、保育園、老人施設など免疫力の弱い人が多く利用す

る施設や建物では、ウイルス対策としても使用されています。

神奈川県にある私立の学校では、教室の壁に漆喰を塗っています。

春にも流行していた新型インフルエンザにかかる生徒が他校に比べ、大幅

に少なかったそうです。

11月半ばまでの羅患者数はゼロ、その後中学生が4名かかったともことでし

たが、それまでの半年以上、小学校低学年に至るまで患者がでなかったと

いいます。

「漆喰壁」と「ビニール製クロス壁」の吸放湿性の比較実験

160122ブログ写真4

2016.01.16住宅リフォーム市場 国の施策とは?

政府新成長戦略平成22年閣議決定した21世紀の日本の復活に向けた21の

国家戦略プロジェクトに13.中古住宅・リフォーム市場の倍増等があります。

中古住宅リフォーム市場の倍増等

内需の要である住宅投資の活性化を促す。具体的には、これまでの新築重視

の住宅の政策からストック重視の住宅施策への転換そ促進するため、建物検査

・保証、住宅履歴情報の普及促進等の市場環境整備・規制改革、老朽化マンシ

ョンの再生等を盛り込んだ中古・リフォーム市場整備のためのトータルプランを

策定。これにより中古住宅流通市場・リフォーム市場を20兆円まで倍増を図る

とともに、ネットゼロエネルギー住宅(ゼッチ)を標準的な新築住宅をする事を

目指すとの方針です。

国の施策ということは、今後長期優良リフォームに対する補助金制度・各種リフ

ォーム減税制度や各自治体でのリフォーム補助金制度など消費者に有利な制

度がどんどんでてくる可能性が高いと思われます。

 

 

2016.01.15家族とともに成長する家

これから変化するライフステージに柔軟な空間づくりを楽しめます。

家づくりは初めから完ぺきを求めず、家族の成長に合わせ少しづく足していく方が

面白いかも。予算の限られた新築時は構造体や断熱材など後で手直ししにくい所

に重点をおき、2階は間仕切り壁なしのオープンなスペースにしておくのもおすすめ。

子どもの成長とともに可変性の高い間仕切り家具で自由に空間を創造していく方が

理にかなっています。5年後、10年後、20年後の未来に向けて、自分流のライフス

タイルで住空間をプラスアルファ―していきませんか。

A様邸の基本の間取り

A様邸の基本の間取り2

2016.01.11家を建てる前に家計の見直しを

 家は建てたいけど、「将来不安」のために決断できない、という人が増えていると思います。

借金大国の日本、アベノミクスの光と影、終身雇用の崩壊、子供の教育資金、親の介護、

自分の老後資金、年金崩壊等々。これらが胸を締め付けます。

 人生の三大主出は、①住宅資金 ②教育資金 ③老後資金 です。

住宅ローンを借りると、長期間の返済が必要ですが、会社の業績には波があり、リストラ

の恐れもあります。そのため、多額の住宅ローンをかかえるのは大きな不安材料です。

 子どもの教育資金は節約したくありませんが、幼稚園から大学まですべて私立の場合

は、2394万円。すべて国立の場合でも1053万円の教育費がかかると云われます。

 人生90年時代が到来し、定年後に必要な老後資金は、年金以外に3016万円とか。

年金の開始年齢の引き上げ、年金の支給率のダウン。お金の備えが心配です。

 暮らしの負担増が予測されるなか、家計のやりくりが今より厳しくなることは目に見えて

います。消費税、厚生年金保険料、健康保険料、電気料金、食料品等々。

年収500万円、4人家族の世帯で、年間の家計負担増が34万円になるという試算もあり

ますが、この穴埋めをするには、節約か収入増しかありません。

 そこで、家を建てる前に「ライフプラン」を検討することをお勧めします。

生涯のキャッシュフローを検討し、生涯収入を把握した上で、家計の見直しをし、生涯

収支が黒字になるようにライフプランを改善することができればベストです。

住宅ローンの選択、保険の見直し、老後の資金調達、定年後の働き方などをしっかり

考える事が重要です。

 人生を黒字化する目標がたてば自信を持って住まいの新築を決断することができます。

建築予算を削減しなくても大丈夫です。皆さんが安心して家づくりに取り組めるように

応援したいと考えています。

家計の見直し表

 

 

 

2016.01.08子どもの豊かな感性と想像力を育てる家づくり

子供は生まれて1歳までに脳の働きが活性化するとのデータがあります。

素足で無垢の木の床を歩く、木のオモチャで遊ぶ、庭で土遊びをする、

台所で料理のにおいを嗅ぎ生活音を耳にする・・・・といった日々の生活

から五感を育みます。

コミュニケーション能力は、家族間のコミュニケーションによって養われます。

そのために、家中どこにいても家族の気配や視線が感じられるオープンな

間取り、家の中を回遊できる間取りがいいと思います。

赤ちゃんは生まれて最初に住み場所を選べません。だからより良い住まい

を提供する事が大切です。

 

回遊性のあるプラン例

回遊性のあるプラン

家の中をぐるぐるまわれる間取りが家族のコミュニケーションを深めます。

子供の五感を刺激する仕掛けをいっぱいつくりましょう。

子供の五感を刺激する仕掛けがいっぱい!

Follow Me!
お問合せ・
資料請求
家づくり相談 LINE