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平屋の「後悔」「やめたほうがいい」10の理由と対策│よかった理由や二階建てと迷った場合も解説

平屋の「後悔」「やめたほうがいい」10の理由と対策

 

一戸建てで平屋を建てる場合、「後悔する」「やめたほうがいい」と言われることがあります。

平屋は階段を利用せずに移動できることから動線に優れ、住みやすい家になりそうですが、なぜこのような指摘を受けるのでしょうか。

 

本記事では、平屋で後悔を感じたり、やめたほうがいいと言われる理由と対策を紹介します。

平屋を選んでよかった「メリット」の側面や、よくある「平屋と二階建てどっちがいい?」といった疑問についても解説しますので、平屋の選択に迷う方はぜひ参考にしてください。

 

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平屋の「後悔」「やめたほうがいい」10の理由と対策

はじめに、平屋で一戸建てを建てて「後悔を感じる」ケースや「やめたほうがいい」と言われるのはどんな理由なのか、主だった10の理由と対策を紹介します。

 

  • ・土地に費用をかけすぎて建物がコンパクトになる
  • ・二階建てよりも建築費用が割高になる
  • ・固定資産税が高くなる
  • ・採光、通風で不満を抱えやすい
  • ・十分な収納を確保しづらい
  • ・家族のプライバシーを守りづらい
  • ・就寝時に防犯面で不安を感じる
  • ・道路や室外機などからの音が響く
  • ・水害の発生時に避難が難しい
  • ・広い敷地の管理が大変に

土地に費用をかけすぎて建物がコンパクトになる

1つ目の理由は、土地に費用をかけすぎて建物がコンパクトになることです。

平屋で二階建てと同じ床面積を確保する場合、単純に2倍の土地を利用して家を建てることになります。

 

また、そのためには十分な広さの土地が必要になりますので、一般的に土地の取得費用も高くなりがちです。

結果として総予算の多くを土地取得の費用が占め、建物をコンパクトに建てざるを得ないことがあります。

 

平屋の後悔を避ける:土地のエリアを広げる

 

平屋を建てつつ費用を抑えるためには、希望するエリアを広げることが有効です。

隣接する市町村で家を建てる場合、坪単価が10万円違うケースもあり、同じ70坪の土地でも700万円の差額が生まれます。

 

同じ市町村でも、三角形の土地や旗竿敷地といった、大手ハウスメーカーが敬遠する土地など、整形地より単価を抑えられる土地もありますので意識して探してみましょう。

 

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二階建てよりも建築費用が割高に

2つ目の理由は、二階建てよりも建築費用が割高になることです。

 

同じ床面積の平屋と総二階建て、一般的には建築費用は総二階の方が安価になります。

その理由は、屋根・基礎の総面積が平屋の方が大きくなるからです。

 

シンプルな外観が素敵な平屋(周智郡)

 

>施工事例:真壁平家は住まいの理想型(周智郡)

 

建築費用を抑えるためには、まずは土地の取得費用を抑えること。

そして間取りを工夫して、シンプルな外観・間取りにすることも有効です。

 

詳しくは以下のコラムで解説していますので、合わせてご覧ください。

 

▶関連コラム:平屋はなぜ高い?理由と安くする方法を解説│経済的に有利な点も紹介

固定資産税が高くなる

3つ目は、固定資産税が高くなることです。

 

平屋は床面積を確保するために、土地の面積が広くなりがちです。

また、建築費用が高くなりやすいことから、建物の固定資産税評価額も高くなる傾向にあります。

こうした理由から、毎年支払う固定資産税の金額にも注意が必要です。

 

固定資産税が気になる場合は、適度な広さの土地・建物を取得しましょう。

また、評価額に影響を与える外観・内装の仕様や設備を必要以上に華美にしないことも効果的です。

採光・通風で不満を抱えやすい

4つ目は、採光・通風の面で不満を抱えやすくなることです。

 

平屋は建物が横方向に広くなりますので、住まいの北側に南からの光が届きづらい傾向があります。

また、南北方向に部屋が連なると風通しが建具によって遮られますので、通風の面でも不満を抱えるケースがあります。

 

光と風を取り込む窓のある平屋+ロフト空間(浜松市東区)

 

>施工事例:平屋を楽しもう(浜松市東区)

 

採光・通風の不満は、以下のように間取りの工夫で解消可能です。

 

  • ・吹き抜けにして高い位置から採光する
  • ・天窓や高窓を利用して高い位置から採光する
  • ・ロフトを活用して上下方向の通風経路を確保する
  • ・LDKや玄関がつながった一体的な間取りで通風経路を確保する

 

適切な対策を取って、住環境の不満を解消しましょう。

 

▶関連コラム:【明るい家】実現するための9つの工夫を紹介│浜松市で実現した明るい家の実例も解説

十分な収納を確保しづらい

5つ目は、十分な収納を確保しづらいことです。

土地に費用をかけすぎた場合など、予算が不足すると削られやすい間取りは収納です。

収納が不足すると季節用品がリビングにあふれるなど、住環境の低下を及ぼす恐れがあります。

 

ロフトのある1.5階建ての注文住宅実例(浜松市西区)

 

>施工事例:四季を楽しめる快適なワンフロアの暮らし(浜松市西区)

 

平屋でも収納を確保するためには、小屋裏などの使われていない空間(デッドスペース)を活用することが効果的です。

1.5階、中二階のように、十分な床面積を確保すると書斎などとしても活用できますので、個室が欲しい方にもおすすめです。

 

▶関連コラム:【1.5階建て・中二階】平屋で作る4つのメリット・3つのデメリットを解説

家族のプライバシーを守りづらい

6つ目は、プライバシーを守りづらいことです。

二階建てであれば、1階は来客も自由に動ける場、2階は家族だけのプライベートな場とゾーニングしてプライバシーを確保できます。

しかし平屋は進入してよい部屋、悪い部屋を示すのが難しいもの。

 

プライバシーも重視して平屋を建てる場合は、キッチンの裏側に寝室・クローゼットを配置するなど、パブリックなスペースとプライベートなスペースを分けるように間取りを考えることがおすすめです。

特にドア・引き戸を設けると分かりやすく明示できますので、利用を検討しましょう。

就寝時に防犯面で不安を感じる

7つ目は、就寝時に防犯面での不安を感じることです。

二階であれば外から覗かれる、侵入されるといった危険性は低くなりますが、平屋であれば侵入経路が多くなってしまいます。

 

窓に面格子を取り付けることで防犯対策に

 

平屋で防犯対策を講じる場合は、道路に面していない箇所など隠れやすい面、寝室がある箇所などの窓に格子を取り付けるなど、防犯を意識していることをアピールすることが大切です。

道路や室外機などからの音が響く

8つ目は、道路・室外機などの音が響くこと。

地面を通じて室内に響く音は対策が取りづらいですので、エアコンやエコキュートの室外機、道路を通過する車の音が気になるケースもあるでしょう。

 

音の問題を防ぐためには、寝室や子ども室など静粛性が必要な部屋と、エコキュートや道路などの音源との距離を置くことがおすすめです。

1.5階、中二階、一部二階建てなど、寝室・子ども室だけを二階に配置する手もあります。

水害の発生時に避難が難しい

9つ目は、水害が発生したとき避難が難しくなることです。

洪水や津波が発生したとき、二階建てであれば二階に避難できますが、平屋は避難が難しくなるケースがあります。

 

洪水や津波などの水害に対しては、ハザードマップの確認などで、そもそも水害を受けない土地を取得することが効果的です。

また、土地を相続した場合やすでに取得している場合は、ハザードマップを確認のうえで浸水区域を避けるようロフト、一部二階建てなども含めて検討することをおすすめします。

 

広い敷地の管理が大変に

10個目は、広い敷地の管理が大変になることです。

平屋は各部屋が地面と近いことから、庭との親和性が高く、広めの土地を希望する方が多くなります。

一方で広めの土地に多くの植物を植えた場合、管理に大変さを感じることも。

 

どの程度の敷地面積であれば手入れが行き届くのか、検討が必要です。

また、駐車場やアプローチなどのうち、移動・外観に影響を及ぼさない箇所はコンクリートで仕上げるなどして、日常的な手入れの大変さを抑える工夫も効果的です。

 

こうした理由で平屋は「後悔した」「やめたほうがいいい」と言われることがあります。

後悔を避けるためには、適切な対策を取れる平屋を建て慣れたハウスメーカーに依頼することをおすすめします。

 

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平屋を選んで「よかった」理由とは?

ワンフロアで生活が完結する一部二階建ての住まいもおすすめ

 

>施工事例:安心で快適なワンフロアの暮らし(浜松市浜北区)

 

ここまで後悔・デメリットについてお伝えしましたが、「よかった」「メリットがある」こうした前向きな意見も確認しましょう。

 

  • ・上下の動線がなく暮らしやすい
  • ・バリアフリーに対応しやすい
  • ・耐震性が高く安心できる
  • ・足場が不要で点検・再塗装の費用が割安に済んだ

 

このように、動線を短くするとともに、バリアフリー性の向上や耐震性アップ、メンテナンスの費用が安くなるなど、多くのメリットがあります。

平屋ではなく、二階建てを選んだ場合の後悔についても知りたい方は、以下のコラムをご確認ください。

 

▶関連コラム:【平屋にすればよかった…】二階建ての選択で感じる8つの後悔とは?│対策・二階建てでよかったと思う瞬間も紹介

平屋と二階建てで迷ったらどうする?

コストパフォーマンスに優れる二階建ての住まい

 

>施工事例:大きな軒とどこか懐かしい広い土間のある家(浜松市北区)

 

記事の終わりに、平屋と二階建てで迷った場合、どちらを選択するべきか選択する要素について紹介します。

迷った場合は、以下の要素で判断してみましょう。

 

  • ・主に居住する方の年齢(高齢になっても階段を使い続けられるか?)
  • ・取得できる土地の広さ(平屋を建てるために十分な広さの土地か?)
  • ・庭や外構など外部との関わり方(縁側や土間を利用する方は平屋がおすすめ)

 

子どもがいる家庭や高齢者の終の棲家としての住まいであれば、安全性の面から階段のない生活の方が望ましいといえます。

また、予算や土地選びのエリアの関係で、取得できる土地がコンパクトである場合も、平屋のメリットを活かせない可能性があります。

 

このように、様々な要素によって平屋と二階建てでおすすめの選択肢は変わりますので、後悔を感じたくない場合は、平屋と二階建て、どちらの建築経験も豊富な業者に依頼することをおすすめします。

 

▶関連コラム:平屋と二階建てどっちがいい?地震・価格・暮らしやすさ

まとめ│後悔の少ない平屋は田畑工事まで

ロフトのある開放的な間取りの平屋(浜松市東区)

 

>施工事例:平屋を楽しもう(浜松市東区)

 

平屋で「後悔した」「やめたほうがいい」といった意見について、指摘される理由と後悔を防ぐ対策について解説しました。

平屋は上下方向の移動が少ないなど、メリットを多く感じられる間取りです。

 

一方で建築費用の問題や広めの土地が必要になる点など、後悔を感じる可能性も捨てきれません。

後悔を少なくするためには、様々な注文住宅を建築してきた経験豊富な工務店に相談してみましょう。

両者の特徴を解説しながら、希望に見合う提案をしてくれるでしょう。

 

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