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平家に設けるロフトの考え方

平屋のように見える2階建ての家の外観

 

平屋での家づくりを検討されているご家族の中には、平屋の暮らしに対する不安や疑問があるのではないでしょうか?そんな中で、ロフトはどうしようかな…?と迷われることもあると思います。

 

「日当たりが悪くならないか心配…」

「2階建てより家全体の面積が減ってしまうことを考えると、相当広い敷地が必要なのでは…?」

 

家づくりの計画中に、平屋に住みたいけれど、一般的な敷地面積の2倍もの土地を購入するのは大変だからとあきらめてしまうケースもあります。確かに平屋に、2階建ての家と同程度の床面積を持たせる為には、広い敷地が必要です。しかし、ロフトを造ることによって、平屋に対して持っていた不安を解消できる場合もあります。

 

平屋を建てたい人が持つ平屋に対する疑問と不安

 

ゆったりとしたロフトスペース

ゆったりとしたロフトスペース

 

平屋に住みたいというご家族が増えている理由は、平屋にはたくさんの良さがあるからです。平屋は、家の中の空間を繋げる間取りにしやすいので、子育てに備えての家づくりを計画しているご家族には、人気の高い住宅です。

 

平屋の良さ

 

どこにいても、子供に目が届くので、見守りがしやすいからです。子供が成長してからも、常に子供の気配が感じられるので、家族の自然なコミュニケーションが生まれ、親子の愛情が育まれます。

 

また、子育て中には洗濯物の量も多く、毎朝、2階のベランダまで洗濯物を干しに行き、夕方には取り込んだ洗濯物を1階に運び、仕上げをしてから、2階の居室に収めに行かなくてはなりません。子供が幼いうちは、お風呂を沸かしてから、入浴準備の為、2階に子供の下着やパジャマを取りに行き、子供を入浴させ、入浴後は2階に子供を連れて行って、寝かしつけをします。

 

子供が就学すれば、朝食の支度やお弁当作りの合間に、2階の子供部屋まで子供を起こしに行くこともあるでしょう。これらの家事の中から、階段の昇り降りがなくなれば、家事負担はかなり減らすことができます。

 

平屋への疑問と不安

 

どの部屋からも外の景観が楽しめる、子供がある程度の年齢になれば、一人で庭で遊ばせていても目が届くなど、平屋には、庭との融合性の高さという良さもあります。ただし平屋には、日当たりや風通しの悪さ、居住面積の少なさによって、暮らしにくい家になってしまう可能性もあります。その部分が、平屋での家づくりを計画する人の疑問と不安を生み出すのではないでしょうか?

 

平屋は、2階建ての家に比べて、敷地の面積と、敷地周辺の環境に大きな影響を受けます。その為、相当広い敷地を購入できなければ、平屋は建てられないのでは…?と考え、始めから平屋をあきらめてしまう人は少なくありません。

 

敷地の面積は、当然のことながら、住宅の床面積に影響します。加えて、平屋の場合、隣家との距離が必要です。その為、周辺の環境によっては、建ぺい率ギリギリで建てると、暮らしにくくなってしまう恐れがあり、その場合には、より床面積が制限されてしまうこともあります。

 

例えば、敷地周辺に建物がなく、公園や林、川などに面していれば、建ぺい率ギリギリに建てたとしても、日当たりや風通しは遮られません。しかし、同じ敷地面積でも、住宅に囲まれているという環境であれば、2階建てより、隣家との距離が必要です。

 

さらに、マンションや3階建ての住宅が多い地域であれば、平屋は日当たりと風通しの悪い家になってしまいます。このような環境の地域に家を建てる場合、2階建て以上の住宅にすれば、吹き抜けやハイサイドライトなどを採り入れて、日当たりと風通しを確保できます。しかし、平屋には向きません。

 

マンションや3階建てはないけれど、広大な敷地でもないという場合には、周辺の環境によっては、ロフトを造ることで、日当たりや風通しを確保できる平屋にすることができます。また、ロフト部分を収納や、ちょっとした小部屋として活用できるので、2階建てほどではありませんが、収納やちょっとした小部屋として活用できるスペースを得られます。

 

ロフトに対する疑問と不安

 

ロフトへの安全な固定階段

ロフトへの安全な固定階段

 

「ロフトや吹き抜けを造ると、夏暑く冬寒い家になるのでは…?」

「使いにくくて、数年で使わなくなると聞いたことがある」
「ロフト部分は屋根のすぐ下なので暑くなりそう…」

 

ロフトを造ることによって、室内の環境が低下するという不安と、ロフトの使い勝手に対する疑問を持つ人は多いと思います。

 

ロフトを造ることによって室内の環境が低下する

 

ロフトや吹き抜けがある家は、空間が縦に拡がるので、暖かさや涼しさが拡散して、エアコンをつけているのに、快適な室温にならない家がないとは言えません。そのような状態になってしまう原因は、断熱性が十分ではないということです。もし、住宅に十分な断熱性と気密性を持たせれば、冷暖房の効率が落ちる心配はありません。平屋の場合は、2階建てよりも家の中の空間を繋げやすいので、1台の冷暖房機器で、家中の空調を管理し、温度差のない家を実現できます。

 

ロフトは暑い

 

一般的な2階建ての家でも、夏には2階の部屋は、1階の部屋より室温が上がります。1階は2階によって、太陽の直射熱が遮られるので、2階ほど室温は上がりません。ロフトは、2階の部屋より天井が低いので、より暑くなってしまいます。この問題は、屋根の遮熱性能を高めることで解決します。屋根の遮熱性能と、住宅全体の断熱性能が高ければ、冷暖房が効率よく働き、ロフト部分の温度の上昇を抑えられます。

 

使いにくくて、数年で使わなくなる

 

多くの場合、ロフト昇り降りには、折りたたんでロフト内に収納できるタイプの階段や、取り外しのできる梯子が使われます。このような方法での昇り降りは、荷物を持って昇り降りがしにくく、安全性にかけます。

 

収納としてロフトを使う予定だったのに、一人では収納したい物を出し入れ出来ない、子供の遊び場にしようと思ったが、手伝わないと一人で昇り降りできないなどの理由で、ロフトを使わなくなってしまうケースもあります。この問題は、固定式の階段にすることによって、解決することができます。

 

ただし、自治体によっては、固定式の階段をつけると、ロフトとして認められず、床面積に算入される場合もあります。ロフトは、「床下収納や天井裏等に設ける物置(ロフト)で、その部分の最大の天井高さが1.4m以下、かつ、その部分の面積が階の床面積の1/2未満であれば、床面積に算入しません。」という条件下では、固定資産税などの税金面でのメリットを得られるのですが、階段によってなくなるケースもあるのです。

 

参考資料 浜松市 建築基準法を中心とした法令の紹介

 

ロフト風の部屋にするという考え方

 

二世帯住宅に設けられたロフト

支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅  磐田市S様邸

 

ロフトにはその他にも、換気目的以外の窓をつけてはいけない、コンセントは1か所までなどの規定がある自治体もあります。ここで考えたいことは、使い勝手を優先し、床面積に算入されても、固定階段や、大き目の窓をつけ、天井も高くし、ロフト風小部屋にする選択肢もあるということです。

 

収納として使うだけだし、家族で協力して荷物の上げ下ろしをするので、問題ないという場合には、収納式階段や、移動式梯子が採用できます。部屋としても使いたい、安全な固定階段にしたいという場合には、ロフト風の部屋にする方が、ロフトを活かせるかもしれません。

 

どのような使い方をしたいのかということを、家づくりプランの際に、工務店側に伝え、完全なロフトにするのか、ロフト風部屋にするのかを相談しましょう。階段から話はそれますが、例えば、平屋のままでは十分な日当たりが得られそうにないという環境であっても、ロフトに大きめの窓を設けられれば、陽射しを採り入れることができる場合もあります。また、ロフトに窓を造ることで、窓の高低差ができるので、風通しも良くなります。

 

平屋のように見える2階建ての住宅

庭の四季を楽しみながら快適なワンフロアの暮らしができる家 浜松市浜北区 S様邸

 

この住宅は、「可能な限り平家に近い使い勝手や外観にしたい」という希望を叶えた平屋のように見える2階建ての家です。2階に造られたロフト風の部屋は子供部屋として活用されています。このような造り方がロフト風の部屋の造り方です。

 

2階建てにするほどではないが、平屋にもう少しだけ広さが欲しい、敷地がそれほど広いわけではないが、日当たりと風通しを良くしたいという希望は、ロフトで解決できることがあります。加えて、建築基準法上のロフトではなく、ロフト風の部屋にするという選択肢もあります。それも含めて、平屋の可能性を拡げるロフトについて考えてみませんか?

 

浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店

 

田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。

 

自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。

 

 

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