浜松の注文住宅 家を建てるまでの流れ
完成した家を、家づくりの計画段階では、見ることも、体感することもできません。
自分の家を、建て慣れているという人は少なく、多くの人にとって、家づくりは、初めての経験であるに違いありません。
その為、何がどう進んでいくのか、家づくりの流れが想像しにくく、不安に思うこともあると思います。
家づくりの成功は、家が完成してからの、家族の幸せな暮らしを作ります。
反対に、家づくりに失敗してしまえば、一生後悔することになりかねません。
家づくりを成功させる為に、注文住宅での家づくりの流れを、確認しておきましょう。
家族でする情報収集と家族の希望に沿った家づくりのプラン
注文住宅には、ある程度の基本プランがある規格型タイプもありますが、純粋な注文住宅では、何もないところから家づくりが始まります。
まず初めにすることは、家族の希望に沿った理想の家のイメージを固めることです。
暮らしやすい家の形は、家族構成や、家族の暮らし方、家族の好み、周辺の環境によって変わってきます。
新しい家での暮らしを、具体的に想像してみると、暮らしやすそうな間取りが徐々に浮かび上がってきます。
散歩の途中で見かけた素敵な家や、インテリア雑誌に掲載されている写真を基に、夢を膨らませると、好みに合った外観デザインや、内装のイメージも沸いてきます。
そのイメージをより明確にする為、家づくりの第一歩として、間取りや外観デザインのイメージを固める為の情報収集を始めます。
今、住んでいる地域や、住みたいと思っている地域で展示されているショールームや、住宅見学会を回ってみるのは、良い方法です。
システムキッチンやシステムバスなどの、住宅設備機器のショールーム見学も、参考になります。
また、住宅に持たせたい機能と性能の違いも、暮らし方に大きな影響を与えます。
多くの人が悩むのは、給湯と空調の方法です。
壁付のエアコンや置き型の暖房機器は、家が完成してからでも、備え付けられますが、全館空調や給湯方法の選択は、新築時にしなくてはならないからです。
給湯と空調の方法には、様々な方法があります。
家族の暮らし方によって、使い勝手の良い給湯と空調の方法が変わってきます。
特に空調は、室内環境や家族の健康に大きな影響があります。
費用面から考えると、設置時に多額な費用がかかるが、ランニングコストが抑えられる方法もあれば、設置時にはそれほどの負担はないが、ラニングコストが嵩む方法もあります。
それぞれに良い面と問題点があるので、家族にあった方法を見つける必要があります。
住宅の性能に関しては、耐震性能や断熱性の高い家にすることはもちろんですが、さらに高い住宅性能を持つ長期優良住宅にしたいという希望が、あるかもしれません。
エネルギーを効率よく使えるゼロ・エネルギー・ハウスZEHに魅かれる人もいるでしょう。
住宅の機能や性能の高さは、暮らしやすさと、家計に直結しますが、同時に建築時には、機能や性能を、高くすればするほど、建築費用が嵩みます。
住宅性能だけではなく、外観や内装、使う建材など、さまざまな面で、家づくりの夢が膨らむのと並行して、かかる費用は、嵩んでいきます。
しかし、暮らし始めてからの家計を、圧迫するほどの費用をかけるわけにはいきません。
家づくりを予算内で収めることと、家族それぞれの希望に沿った家にすることの両方を叶えるためには、十分な情報収集が必要です。
情報収集をしていくうちに、住宅の広さや、グレードによって、かかる予算が、変わってくることも、徐々にわかってきます。
施工の依頼先探しと住みたい地域の土地探し
施工先選びは、家族の理想の家のイメージが固まった時点で、始めます。
自然素材を使った家にしたい場合と、コンクリート造の家にしたい場合では、施工先が変わってくるからです。
工務店には、それぞれの工務店に、独自のこだわりがあります。
自分たちの理想の家と、工務店の持つこだわりが、合致すれば、家づくりはほぼ成功したとも言えます。
その為、自分たちの、理想の家にあうこだわりを持った工務店を見つけることが、とても大切です。
また、長期優良住宅やZEHにしたい場合には、長期優良住宅に対応している工務店、ZEHビルダーに登録している工務店を探さなくてはなりません。
それと同時に、注文住宅を建てるためには、家族にとって利便性が良く、環境の良い土地を探さなくてはなりません。
土地探しは、自分たちでする方法と、施工先を先に探して、一緒に探してもらう方法があります。
自分たちで探す場合、不動産やと、施工先との橋渡し的な役目を担うことになるので、手間がかかります。
施工先に土地探しを一緒にしてもらうと、住宅の建築に向いている土地に関するアドバイスがもらえるので、便利です。
土地には、地盤の強度、土地の形、道路との位置関係などの条件によって、建築に制限がかかってしまうこともあるからです。
具体的な家づくりの流れ
施工先と、土地が決定したら、いよいよ具体的な家づくりが始まります。
家族構成、家族の暮らし方、家族で作ってきた家づくりのイメージと予算を、施工先に伝えます。
施工先では、その内容に合わせたプランを作成します。
同時に、工務店によっては、今までに建てた家の中で、希望に近い家があれば、見学させてくれます。
出来上がった家が、想像できるような展示をしてあるショールームが常設されている工務店もあります。
ショールームでは、具体的な家の内装を見られる他、住宅の構造、耐震性や断熱性など、家の性能についての説明も受けられます。
プランと見積もりが出来上がったら、予算とプランのすり合わせのための話し合いを重ねます。
希望通りの間取りだったが、予算がオーバーしている、予算内だが、希望に沿っていないといったことを、細かく調整する為の話し合いです。
間取りプランがある程度固まってきたら、間取りプランの進行と、家具選びを同時に進めることが理想的です。
家が完成して、いざ家具を運び込んでみたら、隙間ができてしまった、反対に、予定の位置に入りきらなかったというようなことが、起る恐れがあるからです。
置き家具ではなく、造作家具にしたい場合も、間取りプランの段階で、希望を伝えます。
納得のいくプランと見積もりが出来上がったら、契約し、契約金を支払います。
この時、住宅ローンは、まだ融資を受けられていないタイミングなので、自己資金から、支払います。
住宅ローンの流れは、ケースによって異なりますが、施工先と土地が決まった時点で、事前審査を受けます。
したがって、施工先探しを始めるのと並行して、住宅ローンを受ける金融機関の選定もしておかなくてはなりません。
工務店と契約をした時点で、正式審査を受けます。
契約後、敷地を整地した後、神様に工事の安全と、家が無事に完成することを祈る地鎮祭を行います。
同時に近隣へのあいさつ回りもします。
地鎮祭の後は、いよいよ工事が始まります。
ここまで来たら、工事が進み、屋根が上がったら行う上棟式までは、何もすることはありません。
時々、工事現場に顔を出して、工事の進み具合などをチェックするくらいです。
一般的には3か月から4か月程度で、新しい家が完成します。
竣工検査、施主検査で何も問題がなければ、引き渡しが行われます。
施主検査で、図面や打ち合わせとの相違点、汚れや傷があった場合には、その部分を修復してもらいます。
すべて完了したら、入居です。新しい家での暮らしが始まります。
ここまで、おおよその家づくりの流れと住宅ローンの流れを追ってきました。
工務店や金融機関によって、細部は異なります。
しかし、家づくりに置いての大切なポイントは、同じです。
自分たちの建てたい理想の家のイメージを、実現できる工務店を探すこと
間取りプランでは、家族の暮らし方や家具を具体的に考えること
納得できる家づくり、満足できる家づくりを実現させ、快適で幸せな暮らしを手に入れてください。
浜松で暮らしやすい注文住宅を造る田畑工事
「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。