浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店
田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。
自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。
おしゃれな平屋の間取り実例｜長く愛せるデザイン選びのコツを解説
ワンフロアで生活できることが魅力の平屋建ては、年々人気が高まっています。平屋を採用する方は、ゆったりとくつろげる雰囲気にしたいという要望を持っていることが多いです。では、落ち着きのあるおしゃれな平屋を建てるためには、どのようなテイストのデザインを採用すればよいのでしょうか。今回はおしゃれな間取り実例を紹介し、老後も居心地よく暮らすために採用すべきデザインについて解説します。
目次
おしゃれな平屋の間取り実例
デザインにもこだわった平屋の間取り実例を紹介します。
実例① 和紙琉球畳のリビングがおしゃれな平屋
施工実例｜支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅 磐田市S様邸
6畳の空間に畳を敷いたリビング。縁のない正方形の和紙琉球畳を敷くことで、現代のデザインにマッチした畳リビングが完成しました。畳の色はすべて同じですが、敷く向きを変えることで2色使いのようなおしゃれな見た目に仕上がります。天井は勾配天井にして開放感を出しつつ、板張りにして落ち着けるデザインにした点もポイントです。
子供部屋は開放的でシンプルなデザインにこだわりました。リビングと同様に「勾配天井＋板張り」で内装のアクセントに。天井のデザイン性を高めるために、照明を壁や梁に施工した点が工夫ポイントです。広々とした9畳の子供部屋は、将来半分に仕切ることもできる可変性のある間取りを取り入れました。
詳しい内装デザインは動画でも紹介しておりますので、チェックしてみてくださいね。
実例② 日本の伝統的な「真壁造り」で建てた平屋
日本の伝統的な工法である「真壁造り」を採用した平屋。柱や梁を見せることで木の風合いがより感じられ、温かみのあるデザインに仕上がります。LDKと畳スペースを組み合わせた24畳のLDKは、家族全員でゆったりと過ごすことができる空間です。勾配天井を取り入れることで構造体の美しさと大空間を体感できる、魅力的なLDKが完成しました。
玄関は広さと明るさにこだわって設計しました。玄関ドアの横に大きなガラスを施工して、明るい光が差し込む玄関に。3畳の玄関土間はベンチを置いてもゆとりある広さに設計しています。土間にすのこも施工して、玄関横の収納を使いやすいように工夫しました。素足で靴やコートを出し入れできるため、お出かけや帰宅後の動線がスムーズです。また、各空間へつながる玄関ホールも3畳にしてゆとりあるスペースに。「家の顔」である玄関のデザイン性にもこだわった大満足の平屋です。
こちら事例の詳しい情報は動画でも紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
実例③ ロフトにつながる勾配天井がおしゃれな平屋
家族が集まるLDKを中心とした平屋。3人家族の施主様が落ち着いて過ごせる16畳のLDKを採用しました。キッチン前にはカウンターと収納を設け、家族が横並びで食事をできるようにしました。板張りが印象的な勾配天井からは、格子の手すりがおしゃれなロフトにつながります。
LDK上のロフトは10.5畳の広々とした空間。三角屋根の1番高い部分にロフトを配置することで、イスに腰をかけてもゆったりとくつろぐことができます。二方向の窓や格子の手すりを採用することで、開放的でおしゃれなロフトに仕上がりました。LDKを中心に各空間が緩やかにつながる居心地の良い平屋です。
詳しい内外装のデザインは動画をチェックしてみてくださいね。
長く愛せるおしゃれな平屋を作る3つのコツ
将来の暮らしを見据えて平屋を選択する人は多いです。しかし、デザインは流行りのものを選びがち。もちろん新築時の好みでデザインを選んでも良いですが、せっかくなら長く愛せるような平屋を建てたいですよね。時代に関わらず「おしゃれ！」と感じるような平屋を建てるための、デザイン選びのコツを紹介します。
①シンプルな内装が美しい家は魅力的
長く愛せるおしゃれな平屋を建てたいなら、シンプルなデザインを取り入れることをおすすめします。上の画像は、白と木目だけを使った内装の事例です。内装をシンプルにすることで、家具やインテリアのカラーリングやデザイン性が引き立ちます。白や木目はどのような色・テイストでもマッチする点が魅力的です。そのときの気分によってラグや小物を変えることで、いつまでも素敵と思える平屋に住み続けることができるでしょう。
②自然素材を取り入れたホッとするデザインを選ぶ
マイホームをおしゃれなデザインに仕上げたいなら、本物の素材を取り入れた家づくりがおすすめです。木目がプリントされたシート材のフローリングでなく、自然素材の無垢フローリングを選んだ方が、温かみのある素敵な内装に仕上がります。触り心地も良いため、実際に生活していく中で魅力を感じるはずです。また、無垢フローリングは長い年数が経つと色が変わります。家族の成長と共に、家の美しい変化も楽しむ暮らしを送ることができるでしょう。
♠ 田畑工事では、天然木・漆喰などのさまざまな自然素材を取り入れた家づくりをしています。詳しくはこちらのページをご覧ください。
③日本の伝統である「和」テイストは飽きがこない
施工実例｜支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅 磐田市S様邸
住宅デザインには、モダン・南欧風・アメリカン・ヴィンテージなど、多くのテイストがありますよね。どれも個性的で素敵ですが、日本で長く愛されているのは「和」テイストの住まいです。和風の住宅は時代に関係なく根強い人気があります。また、近年では洋風の内装に和室や小上がりの畳スペースを採用する方も多いです。「和モダンテイスト」も人気が高いデザインですよね。このように、和テイストは現代的なデザインにもマッチします。シンプルな内装に和を取り入れることで、長く愛すことができるデザインに仕上がるでしょう。
♠ 小上がり和室や和モダンについては、こちらのコラムで詳しく解説しています。和テイストの内装が気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
コラム 小上がり和室の失敗事例と対策7選｜使いやすい広さや高さについて解説
コラム 【実例あり】和モダンな家の内装をおしゃれに仕上げる5つのコツ
使い勝手も大切！住み心地が良い平屋の間取りとは？
家を建てるときにデザイン性にこだわることも大切です。しかし、実際に住んでからは、使い勝手や暮らしやすさでマイホームの満足度は大きく変わります。住み心地の良い平屋には、どのような間取りを採用すべきなのでしょうか。
①LDKを中心とした回遊動線のある間取りを作る
平屋は段差のない家で生活できる点が魅力的ですが、ワンフロアの床面積が広くなるため動線が長くなりがちです。各空間の行き来を楽にするにはLDKを中心とした間取りづくりをおすすめします。上の画像のように、キッチンから一直線で洗面脱衣所へ行ける間取りは人気です。また、キッチンの両側に動線を作ることで、玄関・リビングのどちらからでもキッチンへ行きやすくなります。キッチンを使った回遊動線は利便性が高く、家事の効率を上げることができるでしょう。家事を楽にしたい空間同士を近づけて、使い勝手の良い動線を採用してくださいね。
♠ 使い勝手の良い動線については、こちらで詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
②リビングは落ち着ける位置に配置する
平屋でゆったりとした暮らしを実現したいなら、リビングの配置にこだわることが大切です。家族が行き来する動線上にリビングを作ってしまうと、落ち着かない空間になる可能性があります。上の画像のように、3方を壁に囲まれた和室をリビングにすれば、ゆっくりとくつろぐことができるでしょう。床座にしない場合は、ソファの後ろを壁にすると安心感が生まれます。リビングを落ちつける空間にするために、配置や壁の位置にこだわってみてくださいね。
③玄関脇にシューズインクローゼットを取り入れる
玄関をすっきりさせるために、シューズインクローゼットの採用をおすすめします。広めのシューズインクローゼットがあれば、靴だけでなく上着やアウトドア用品などもしまうことができます。上の画像のように、床を土間仕上げにすることで泥汚れなども気になりません。収納するものを事前に考え、自分に合った広さや棚を取り入れたシューズインクローゼットを作りましょう。
♠ シューズインクローゼットの作り方のコツについては、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
コラム シューズインクローゼットで後悔した事例９選を元に対策を考える
④キッチン横にはパントリーがあると便利
キッチン横にはパントリーを取り入れると便利です。パントリーとは、買い溜めした食材などを収納できる空間のことを指します。キッチンのすぐ横に配置すれば、食材をサッと取り出すことができるため料理の効率が上がるでしょう。食材は細々したものが多いため、上の画像のように奥行きの浅い棚をつけることをおすすめします。また、玄関・キッチン・パントリーを近づけて動線を作ることで、買い出しした食材の片付けもスムーズに行うことが可能です。家事が楽になるような、スペースや動線を取り入れてみてくださいね。
おしゃれで暮らしやすい平屋を建てよう
施工実例｜支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅 磐田市S様邸
長く愛せる平屋を建てるためには、デザイン性と暮らしやすさにこだわることが大切です。シンプルなデザインや本物の素材にこだわって内装を作り、平屋をおしゃれに仕上げましょう。また、和の雰囲気を取り入れることで、ほっと落ち着けるような住まいになるはずです。さらに、動線や収納も細かく計画し、使い勝手にもこだわりましょう。老後になっても「この家でよかった」と思えるような大満足の平屋を建ててくださいね。
