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注文住宅の内装プランで押さえたいポイント

注文住宅の内装プランで押さえたいポイント

 

 

居心地の良い室内にする為に、内装が大きな役割を果たします。居心地の良い部屋は、温度や湿度などが調った室内環境、視覚的な美しさ、スムーズな動線によって生まれます。内装は、その3つのどの要素にも影響を与え、居心地の良い部屋を生むサポートをします。

 

 

 

温度や湿度、空気環境と内装の関係

 

戸建て住宅の内装には、様々な素材が使われます。素材の中には、室内の環境をより良くする素材もあり、シックハウス症候群などのアレルギーのリスクを持つ素材もあります。この中で、日本の住宅で古くから使われてきた自然素材には、居心地の良い快適な室内の環境を、サポートする働きをする素材がたくさんあります。

 

無垢材、漆喰や珪藻土の塗り壁、畳、和紙には、調湿性と蓄熱性があります。調湿性とは、室内の水分を調える働きです。空気中の水分が増えると、その水分を吸収し、空気が乾燥すると、蓄えた水分を放出して、常にちょうど良い湿度を調えます。

 

室温と違って、湿度を意識する人は少ないかもしれませんが、湿度は快適な暮らしに大きな影響があります。湿度が快適さに与える影響の一つは、体感温度です。エアコンで最適な室温になっていたとしても、湿度によって体感温度が変わります。夏は湿度が高くなりますが、湿度が高くなるほど、暑さが蒸し暑さに変わり、実際の室温より温度が高く感じられます。冬は乾燥しますが、乾燥するほど、実際の室温より、温度が低く寒く感じられます。

 

自然素材の使われた室内は、自然素材によって湿度が調整されるため、室温と体感温度の差が抑えられます。加えて、自然素材には、熱の伝わりが緩やかであるという性質があり、冬でも床や壁に触れると、ヒヤッとするというようなことがありません。

 

暑い時に熱い物のそばに行くとより暑く感じ、冷たい物のそばに行くとより寒く感じます。自然素材の内装は、表目の温度によって、体感温度に悪影響を与えることがありません。また、高湿になることを抑える働きによって、カビやダニ、室内干しの嫌なニオイを抑えます。

 

そしてなにより、自然素材には、空気中に有害な物質をふりまかないという良さがあります。建築基準法によって、厳しく規制されるようになってきたため、以前ほど有害物質を含む建材は減っています。しかし、実際には、集成材やクロスに使われる接着剤など、有害な化学物質を含む建材が、少なからず使われているという現実があります。その結果、シックハウス症候群が発生することもあります。自然素材には、そのような心配が一切ありません。

 

この他、建具に木の格子を使うと、閉じていても、家の中に風が通りやすくなり、ガラス入りを使うと、陽射しが届きやすくなります。換気を良くしたい、家の中を明るくしたいなど、住宅の立地条件によっては、格子やガラスを採用した建具が、室内環境を向上させます。

 

視覚的な要素と内装の関係

木の香る子育て住宅 認定長期優良住宅 国交省補助金採用

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内装には、天井や壁、床などの他に、照明、建具、造作家具、カーテンなど、住宅の完成時における室内全てが含まれます。そしてそれらはすべて、視覚的な居心地の良さに繋がります。

 

天井や壁、床

 

内装の中で、天井や壁、床は、面積が大きく、常に視界に入る部分ですので、見た目の良さ、居心地の良さに大きな影響があります。しかも、天井や床、壁は、家具やカーテンと違い、数年経ったら交換するのではなく、素材によっては、生涯使い続ける部分です。クロスは、およそ10年を目安に張り替えが必要ですが、塗り壁や木材は、半永久的に使い続けられます。

 

その為、どのような家具にも調和する色と質感を選び、天井、壁、床に統一感を持たせることが大切です。家族構成や暮らし方、タイミングによって、家族の好みは変わっていくこともあります。そのような時に、どんな家具やカーテンに変えても、質感や色に違和感が生まれないことが、長く飽きずに居心地の良さを持続できる内装のポイントです。

 

飽きがこない、どんなテイストのインテリアにも調和する、経年退色しないという面から考えても、自然素材の内装は、非常に優れています。

 

造作収納と造作家具

 

注文住宅では、建具以外に、造作収納や造作家具も、間取りに合わせて、好みの素材で造れます。ウォークインクローゼットや壁面収納、土間収納など、家族構成と、収納したい物の種類、生活動線に最適なサイズの収納を、最適な位置に造作することで、物が溢れないすっきりした室内が維持できます。壁面収納や、クローゼットの出入り口には、その他の内装に調和する素材を使いましょう。

 

その他に、対面キッチンの前面にカウンターや、ダイニングテーブルを、子供部屋に2段ベッドを造作するなど、大工仕事の造作で、より内装を使いやすく、見栄えよくすることができます。

 

照明

 

照明の選び方も内装に影響を与えます。照明器具の種類によって、部屋の雰囲気が大きく変わるからです。明かりの当て方で雰囲気を変えるということもありますが、灯りの明色で、内装の色も見え方が変わってきます。

 

シーリングライトや、たくさんのダウンライトで部屋全体を、ペンダントライトで食卓を、スポットライトで絵画や置物など強調したい部分を照らすなど、照明器具の違いによって、室内の雰囲気が変わります。照明の種類と位置を決める際は、家具や家電、装飾品などの配置を具体的に想定して決めていくことが大切です。

 

リビングからの夜景を楽しみたい場合には、窓にリビングの照明が移りこまないように配置することも必要です。

 

また、太陽の光に近い昼白色、すっきりとした明るさの昼光色、温もりが感じられる電球色といった違いによって、壁や床の色も見え方が変わってきます。その為、内装に使う素材を選ぶ際には、照明の明色も念頭に置いて選ぶことが理想的です。照明の中には、明色を変えられるタイプもあるので、迷ったときは、明色を変えられるタイプにしておくと無難です。

 

 

窓のサイズ、開閉方法と位置、室内側のサッシの色と質感も、部屋の雰囲気を変えます。窓には、景観が室内に彩りを添える窓もあれば、隣家の窓や、交通量の多い道路に面している窓もあります。景観の良い方角に面している窓は大きくする、反対に、景観が悪い場合には、幅の狭い縦すべり出し窓や、ハイサイドライトにするなどの工夫で、きれいな景観は採り込む、視線は遮ることができます。

 

また、室内側のサッシの色や質感も、内装の一部です。壁の色や質感に調和するサッシを選ぶことで統一感が出ます。

 

スムーズな動線と内装の関係

 

支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅  

支えあって楽しく仲良く。平屋の二世帯住宅  磐田市S様邸

 

内装の中で、建具は、視覚的な印象と風通しに加え、家族の生活動線に影響します。建具の素材、色と質感は、天井、壁、床と調和させることが大切です。調和とは、同じ色、同じ質感、同じ素材を使うということではなく、自然に馴染むということです。調和していれば、アクセントとして、反対色を使うという考え方もありです。

 

出入り口に使う建具には、扉と引き戸があります。扉と引き戸は、見た目に違いがあるだけではなく、使い勝手も変わり、動線に影響します。引き戸は前方を開けておく必要があり、引き戸は横の壁に幅が必要です。開閉の幅を調整して、良い加減の陽射しや風を取り込みたいという場合には、引き戸が向いています。プライバシーを確保したいという場合には扉が向いています。

 

出入り口を設ける部屋や場所の用途に応じて、使いやすい出入り口を選ぶのですが、同時に動線についても考えておく必要があります。窓の位置と開閉方法も含めた間取り図に、新居で使う家具や家電を書き込んだ上で、扉にするか引き戸にするかを決めると、スムーズな動線が確保できます。また、照明のスイッチが、扉や家具の陰にならないようにすることにも注意しましょう。

 

居心地が良い内装は、暮らしの質を向上させます。室内環境、視覚的な要素、スムーズな動線をバランスよく備えた内装を計画しましょう。

 

浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店

 

田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。

 

自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。

 

 

浜松工務店

 

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