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注文住宅の内装の決め方はおしゃれなデザインと室内環境への影響

注文住宅の内装の決め方はおしゃれなデザインと室内環境への影響

 

注文住宅の新築時には決めることがたくさんありますがその中の一つが内装です。内装にはデザイン性を高めおしゃれな雰囲気やナチュラルテイストにするなど視覚的な居心地の良さを創る効果があります。

 

そして同時に、内装に使う素材の選び方は室内の環境の快適さや触った時の心地良さ、費用にも影響があります。内装のポイントを考えていきましょう。

 

 

内装の決め方の基本 天井、壁、床、窓、建具

自然素材の内装と通り土間が調和した住宅

通り土間のある楽しい暮らし 湖西市O様邸

 

家の中にはリビングやダイニングなど皆が集う場所と、寝室や子ども部屋、書斎などのプライベートな居室があります。視覚的な居心地の良さを創るポイントは、家全体の内装に統一感を持たせるということです。

 

統一させたいテイストを決めた上で、天井、壁、床に使う素材を決めていきます。天井、壁、床の色や質感は視覚的な居心地の良さに、天井、壁、床に使う素材の性質は、室内環境や触感など暮らしの快適さに影響を与えます。

 

内装には、家族の好みに合わせて和風、和の良さを採り入れたモダン、北欧風、ナチュラル、シンプル、シックなどのテイストを持たせることができます。家族の好みに合うテイストが決まったら具体的に内装を決めていきましょう

 

天井、壁、床

 

内装を決めていく際に、天井、壁、床の色や質感が統一されていると、その他の内装の決め方が楽になります。天井、壁、床は、常に視界に入るので色や素材の質感の調和が大切です。

 

どんなに美味しいお料理でも、器によって美味しさが引き立てられることもあれば、美味しさが半減してしまうこともあります。内装の天井、壁、床は、お料理なら器と考えても良いでしょう。

 

新しい家に求めるテイストを引き立てられる天井、壁、床を選ぶことで、家具や照明、カーテンなどの選び方の選択肢が明確になってきます。リビングの続き間に和室を設けるなど、部分的に異なるテイストの部屋を設ける場合にも、自然に馴染む統一感が大切です。

 

窓や建具

 

窓は、採光や採風にはなくてはならない存在ですが、窓のデザインやサッシの色は内装の雰囲気に大きく影響します。上げ下げ窓や滑り出し窓などは、採風量を増やすだけではなく、おしゃれな雰囲気も生み出します。

 

ただ、上げ下げ窓や滑り出し窓などは、引き違い窓より費用が嵩みます。断熱性など窓の性能の高さは断熱性の為に譲れない部分ですが、デザインに関しては、内装に充てる予算とのバランスを考えながら選ぶことも必要です。

 

また、サッシの色も内装に影響します。モダンでクールな雰囲気を出したい場合にはアルミ色や濃い目の木目カラー、自然で明るい雰囲気を出したい場合には淡い色調の木目カラーというように天井、壁、床の色や質感に調和するサッシの色を選びましょう。この場合、同調色にして馴染ませる方法と、反対色にしてアクセントにする方法があります。

 

次に家の中の出入り口に使うドアや引き戸、袖壁や格子の素材を選びます。出入り口のドアや引き戸、格子などは、家の中の採風や採光にも影響があります。デザイン性と同時に、光を採り入れたい場合はガラス、空気を循環させたい場合は格子など、採風や採光に配慮した間取りへの必要性と併せて選ぶことが大切です。注文住宅では、思い描く内装にぴったりするメーカー製の建具が見つからない場合、その他の内装に合わせて造作建具にできます。

 

参考サイト YKKAP窓の教科書 窓の開き方イロイロ

 

 注文住宅ならではのこだわりの和室にする為、壁の仕様の種類や漆喰や土の塗り壁、無垢材、畳など内装に使う素材について確認していきましょう。和室の壁の仕上げには、和紙の壁には軸組み工法の良さが活かされる柱や梁を見せる真壁仕様と、構造材を見せない大壁仕様という2つに仕上げ方法があります。

 

コラム和室の壁はどうする?注文住宅で叶える理想の和室

 

施工事例

 

内装の決め方の基本 住宅設備機器

 

自然素材の造作キッチン

自然素材と職人技のリノベーション 袋井市M様邸

 

器となる部分が決まった後は、家具やカーテンに比べて耐用期間が長い住宅設備機器を、器との調和を考えながら決めていきます。

 

水回り

 

シンクやコンロ、作業台はキッチンの大半の印象を決めます。大手メーカーが販売しているシステムキッチンには色も質感もデザインも豊富なラインナップが揃っています。その中から壁や天井に色や質感に合わせて選ぶこともできますが、注文住宅ならではの選択肢として造作キッチンがあります。メーカー製のシステムキッチンと造作キッチンを組み合わせる、背面収納の素材も統一させるなど、希望するキッチンの雰囲気に合わせて選んでいけます。

 

システムバスやシステムトイレ、システム洗面台なども優れた製品が多く出回っていますが、デザイン性とグレードを追求すると非常に高額になってしまうので、予算内で選ぶことへの配慮も必要です。

 

水回りの中でサブ洗面台は、玄関の横などに設けることがあります。この洗面台は主に家族の帰宅時の手洗いうがいの為に設けることが多いのですが、お客様が使うこともあります。また、玄関の雰囲気にも影響がありますので、玄関の内装に合わせた造作洗面台にすると、洗練された雰囲気が生まれます。

 

水回りの壁や床には、水撥ねをしてもシミにならない、汚れにくいなどの素材が向いています。だからと言ってクッションフロアしか使えないという訳ではありません。無垢材やコルクなど、自然素材の中にも水回りに使える素材はあります。

 

水回りだからと言ってビニルクロスやクッションフロアを多用すると、内装の雰囲気の良さが維持し難くなってしまうことがあります。汚れにくさや掃除のしやすさだけではなく、洗面所やトイレの視覚的な居心地の良さにも配慮して素材選びをしましょう。

 

 注文住宅は0から生み出す家なので、何もかも家族の理想に合わせて計画が進められます。その為、キッチンだけに焦点を当てて計画を進めると、キッチンの自由度の高さが失敗を生む恐れがあります。新築時のキッチン計画は、家全体の床面積とのバランスに配慮しながらキッチンに使う面積、ダイニングやリビングとの並べ方を決め、その上で家族の暮らし方に合わせたキッチンのレイアウトを決めていくことが大切です。

 

コラム新築のキッチンにおすすめの背面収納や失敗しない色選び

 

照明

吹き抜けのあるリビングのダウンライト

自然素材に包まれた空気環境が良い家 袋井市 M様邸

 

照明器具には天井につけて部屋全体を明るくするシーリングライト、天井に埋め込むダウンライト、角度を変えられるスポットライト、吊り下げて部分的に照らすペンダントライト、壁面から照らすブラケットライトなど直接照明の他に、天井や壁に組み込む間接照明もあります。昼間照明を点けない時間帯であっても、視線の中に必ず入ってくる存在です。

 

明るい時の見え方という観点からは、デザインや色、質感は壁や床、天井に合わせて選べるのですが、照明器具の位置や数、種類、照明の方法によって、夜間は室内の雰囲気が大きく変わります。その為、照明器具を選ぶ際には、この位置にこの種類の照明を設けた場合、どのような灯りになるのかについて、施工を依頼する先に間取り図や模型を見ながら十分に説明を受けることが大切です。

 

参考サイト Panasonic 照明器具の種類と特長!部屋に合った照明の見つけ方

 

 何も置いていない状態の間取り図だけで、照明の位置を決めてしまうと、最適な照明器具の種類と位置を選べず、照明の効果を十分に活かせません。間取り図に、使う予定の家具や家電に加えて、ドアの開閉の向きを書き込んでから、照明計画を始めることが大切です。

 

コラム注文住宅の照明計画

 

家具

 

住宅設備機器は標準のサイズがあるので、選び方を間違えてデッドスペースが生まれてしまった、入りきらなかったというような心配はありません。一方家具にはその懸念があります。窓の位置と被ってしまい予定の位置に置けなかった、思ったように配置できなかったというようなことにならないよう、間取り計画を進める際には使う予定の家具のサイズを確認しておくことが大切です。その上で天井や壁、床に調和する色や質感の家具を選んでいきましょう。

 

施工事例

 

内装に使う素材と室内環境の関係

瓦屋根が美しい二世帯住宅 磐田市S様邸

 

内装に使う素材には、視覚的な雰囲気作りの他に室内の快適さに貢献する自然素材があります。自然素材には、無垢材、漆喰や珪藻土の塗り壁、和紙、畳などがありますが、程度の差こそあれ、どの素材にも調湿性、通気性があります。これらの性質によって、室内の湿度を調整する働きをします、

 

室内の湿度は低くなりすぎると乾燥し、肌や粘膜に炎症を起こしたりする他、体感温度を低くします。高くなりすぎるとジメジメし、カビやダニが発生したりするほか、体感温度をあげます。

 

その結果、家族の健康に悪影響を与え、エアコンで最適な温度に調えられていても寒い、暑いと感じてしまうことになってしまいます。一方、室内の湿度が最適に調えられている部屋は、夏はさらさらで涼しく、冬はしっとりで暖かに過ごせます。

 

また自然素材は空気中に有害な物質を揮発させないので、きれいな空気を維持できるという良さもあります。ただ、せっかく壁や床に自然素材を使っても、家具の選び方によっては家具から揮発されてしまうこともあるので、家具選びも慎重にしましょう。

 

参考サイト 東京都福祉保健局 シックハウスFAQ の中の 5 ホルムアルデヒドとはどんな物質ですか

 

内装を決める際には、色や質感といった視覚的なイメージと共に、家族の健康を守る、家の中の環境を快適にするといった観点からも考えてみることが大切です。

 

 子育てに備えて家を建てる若いご夫婦は少なくありません。その際に、一番に考えることは、子どもの健康ではないでしょうか?病気や怪我をさせずにのびのび育てて行きたいと願わない親はありません。自然素材の家にはそのような子育て観に向いている家ですが、価格が高いのでは?デメリットはないのか?といった不安も感じられることと思います。

アレルギー発症のリスクが少ないきれいな空気の家、転んでも怪我がしにくい柔らかさのある床、温もりが感じられる室内の雰囲気というような環境を調えたい…と考え、自然素材の家に行きついたものの、予算内で建てられるのだろうか?自然素材にはお手入れの難しさなど、子育てに向いていない面を知りたい…などの疑問を解決していきましょう。

 

コラム自然素材の家での子育てにデメリットはある?

 

施工事例

 

浜松で家族の暮らしに寄り添った自然素材の家を造る工務店

 

田畑工事は、「ご家族が生涯を通じて、健康・快適に暮らせる住まい」
という創業以来の想いを基に、家づくりをしています。

 

自然素材で建てられた家、一世代だけで終わる家ではなく、子や孫の代まで、心地よく暮らせる家、家族それぞれのライフスタイルに寄り添った家をお考えであれば、ぜひ田畑工事のモデルハウス見学や家づくり相談においでください。

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