コンセプトコンセプト

家づくりへの想い 生涯を通じて健康・快適に暮らすために。

「田畑工事」は、地域密着型の工務店として
長年に渡り家づくりを堅実に手がけてきた工務店です。
当社には創業以来変わることのない想いがあります。
それは、ご家族が生涯を通じて健康・快適に暮らせる住まいをご提供することです。

家は、家族が人生の大半を過ごす場所。家族の暮らしの器です。
ですから、建物がただ頑丈で長持ちすればよいわけではなく、
そこに住まうご家族がいかに末永く健康に、そして心地よく暮らしていけるかが大切です。
当社では、そのために必要な素材、構造、間取り、採光、風通しなどを充分に考慮した上で、ご家族1人ひとりの個性や生活スタイル、将来設計に合致した住まいをご提案しています。また、そのために以下の6つの「NO!」を実践します。

より良い家づくりのための 6つの NO

  • NO! 01

    流行に流されない

    家づくりに関わる新しい素材や設備、デザインが次々と登場する中で、一時の流行に左右されず、品質や価格が適正で、ご家族の暮らしにとって本当に価値のあるものを吟味し、ご提案しています。

  • NO! 02

    営業マンを置かない

    当社では営業マンを置きません。つまり、お客様をご担当する誰もが専門知識や家づくりの経験が豊富なプロフェッショナルですので、安心して家づくりをおまかせいただけます。また、営業に人件費をかけないことで高品質な住まいをリーズナブルにご提供しています。

  • NO! 03

    嘘を言わない

    お客様にとって本当に良い家をご提供したいという想いから、プロの目から見て良くないと思うものはそれを正直にお伝えしています。たとえお客様のご要望であっても、ご家族の健康を損ねたり、安全性が確証できなかったり、建物の寿命を縮めたりする場合は、それをしっかりと説明し、対案をご提示するようにしています。

  • NO! 04

    不便さを感じさせない

    お客様が精神的・肉体的ストレスを感じることなく毎日快適に過ごしていただけるように、ご家族の生活スタイルを充分に考慮した上で、不便さを感じさせることのない住まいをご提案しています。

  • NO! 05

    素材や造りに妥協をしない

    安心・安全な住まいをご提供するために、基礎や構造の素材選びと造りには決して手を抜かず、確実な工事を行います。また、お客様が末永く健康・快適に暮らせるように、内装材には無垢材などの自然素材をおすすめしています。

  • NO! 06

    壊れない・壊さない

    日本では住宅ローンが終わる頃に親または子が家を建て替えるのが一般的ですが、「田畑工事」では親から子へと受け継がれ、歳月とともに価値の増す家づくりを目指しています。長年経っても壊れない、あるいは壊す気にならない家をご提供します。

田畑工事の考え方 本物の質感を求めて自然素材のいえづくり田畑工事の考え方 本物の質感を求めて自然素材のいえづくり

今から50年程前までの日本の家は、木・草・土・石・紙といった自然素材で造られていました。
しかし現在では加工しやすく狂いの少ない新建材が多く使われています。
機能性を求めて生産された新建材には多くの化学物質が含まれているものあり、
人体に悪い影響を与えるものもあります。これが良く話題にのぼるシックハウスです。
そして今、自然素材がふたたび見直されてきました。
当社での家づくり計画で採用する主な材料の特徴をご紹介します。

田畑工事の考え方 本物の質感を求めて自然素材のいえづくり

木材

木材木材

  • 材料としては桧・杉・松・ヒバなどを多く使います。
  • できる限り地元の木で計画します。
  • 節が多くても素材を表に表したデザインを心がけています。
  • あかまつ
    あかまつ
  • ケヤキ
    ケヤキ
  • シナノキ
    シナノキ
  • スギ
    スギ

塗り壁

塗り壁しっくい

  • しっくい
  • しっくいとは消石灰に糊とワラや紙などのスサを混ぜ、水で練り合わせた日本古来の塗り壁材料です。
  • 梅雨時期など温度の高い時に湿気を吸収し、乾燥したときに湿気を放出してくれます。
  • 防火性、防音性、保湿などにすぐれています。
  • 消臭効果も高く、また静電気もおきにくいので、ホコリがたまりにくい性質もあります。

珪藻土

  • 珪藻土
  • 珪藻土とは植物性プランクトンが海や湖の底で化石化した土です。
  • 七輪の材料で、吸放湿性にすぐれ結露を予防したり、カビを防ぐ効果があります。
  • 有害な揮発性物質や臭いを吸収し、高い断熱性、防火性、防音性を発揮します。

床板

床板床板

  • 素足が直接触れる床板は、桧、杉、パイン、オークなどの無垢材をおすすめします。ただ、それぞれの材種に特徴があるので(固い柔らかい、水に強い、傷がつきにくいなど)どの場所に何を使うかは検討を要します。
  • 合板の場合はFOCのタイプを選び、VOCを含まない接着剤と釘を併用します。
  • 多少の床鳴りを気にしなければ、できる限り接着剤の使用を避けます。

畳

  • 畳表は水田で栽培された草を緯糸に、麻系などを経糸に織られます。
  • 天然にこだわれば国産の藁とこに無着色のい草を使用します。
  • 紫外線で色あせがなく、擦れが起きにくい和紙表を使った畳も使います。
    このほか、炭入りタタミ、炭化発砲コルク、ヒバシート、茶渋シートなどを使った畳もあります。

和紙

和紙和紙

  • コウゾ、ミノマタなどを原料とし、繊維が丈夫で、長持ちします。
  • 障子は紫外線をカットし、外光をやわらげ拡散してくれます。
  • 木製建具に和紙を貼るときは、ノンホルマリン接着剤を使います。日本の伝統色の和紙がおすすめです。

土台・床下

土台・床下土台・床下

  • 床下はシロアリ対策と防腐処理を万全にし、換気に十分に配慮します。
  • 材料にこだわれば、土台に桧、ヒバを使用し木酢液、ヒバ油などを塗布します。
  • 床下に吸湿性の高い炭を敷きつめることもシロアリやダニ防止に効果的です。

天然塗料

天然塗料天然塗料

  • 柿渋は渋かきを絞って抽出したタンニンを自然発酵させたもので防腐、防虫効果があります。タンニンは自然の木材にもふくまれています。
  • 蜜蝋ワックスはミツバチの巣からできた蜜蝋をテレビン湯などで溶かしたものです。

天井

天井天井

  • 木の質感を求めるならば、杉板やシナベニヤを天井材に選びます。
  • 自然素材の和紙を天井に貼る場合は、ノンホルマリン接着剤を使用します。
  • 柄などの理由でビニールクロスを貼る場合は、RALマーク、ISMマークの製品を使用します。

家具

家具家具

  • 無垢材の造り付け家具とし、建具は杉、シナベニヤ、和紙貼りなどがお勧めです。
  • キッチンのカウンタートップは、耐久性の高いステンレス製やホーロー製が良いでしょう。
  • 市販の家具を置く場合は、合板のホルムアルデヒド放散量を確認の上選びましょう。

瓦

  • 粘土をプレス成型して焼いた瓦は日本建築美の象徴です。
  • 釉薬を用いない「いぶし瓦」は素朴な質感が魅力です。
  • 瓦は耐久性、対候性、防火性などにすぐれた自然素材です。

断熱材

断熱材断熱材

  • 住宅の性能に大きく影響する断熱材の材質選びは慎重にしましょう。
  • 天然素材にこだわるならば、植物繊維系ウールを選びます。

なぜ自然素材はよいのでしょうか? 4つの GOOD

  • GOOD! 01

    地球にやさしい

    鋼板やアルミニウムなどは、石油を燃やし大気中に二酸化炭素を放出して作られていますが、
    木は酸素を放出し最後には土に還っていく唯一の素材です。

  • GOOD! 02

    味わいがある

    木は生きています。木は時の経過とともに味わいを増していきます。徐々に色つやを深め飴色に変化し、目を楽しませてくれます。

  • GOOD! 03

    肌に柔らかい

    木は人が歩くのに適した弾性と柔らかさを持っています。そして、木の肌触り。細胞の断面面によってできる表面の微妙な凸凹が独特の触感を生み出しています。

  • GOOD! 04

    湿度を調整する

    自然素材は、室内の温度の変化にあわせて吸湿。放湿する性質を持っています。これを調湿作用といいます。
    自然素材はまさに天然のエアコンです。

自然素材は生き物自然素材は生き物

メンテナンスフリーの工業製品になれた私たちにとって、メリットだけの自然素材はありません。
自然素材は生き物ですから、利用する場合は定期的なメンテナンスなど、それなりの覚悟が必要です。
十分に研究して、自然素材を上手に利用しましょう。

自然素材 メリット デメリット
無垢材 調湿効果・無公害 そり・ゆがみ・割れが多少ある
天然の防蟻材 無公害 強力な防蟻材に比べ若干効果が薄い
FCO建材 無公害 木くい虫が心配
天然の塗料 無公害 雨で濡れていると施工不可
定期的なメンテナンスが必要
しっくい・珪藻土 調湿効果・吸臭性 塗りムラがでる場合がある
自然素材 メリット
無垢材 調湿効果・無公害
天然の防蟻材 無公害
FCO建材 無公害
天然の塗料 無公害
しっくい・珪藻土 調湿効果・吸臭性
自然素材 デメリット
無垢材 そり・ゆがみ・割れが多少ある
天然の防蟻材 強力な防蟻材に比べ
若干効果が薄い
FCO建材 木くい虫が心配
天然の塗料 雨で濡れていると施工不可
定期的なメンテナンスが必要
しっくい・珪藻土 塗りムラがでる場合がある

自然素材と工業製品の調和を目指して

自然素材と工業製品の調和を目指して

自然素材を全てに使用することは良いことですが、建築費が高くなるなどの問題もあります。
そこで自然素材以外は全て排除するといった極端な考え方よりも私たちの健康を損なわないよう化学物質を選別し安全に使用して、自然素材と工業製品との調和を考えることが大切ではないでしょうか

自然素材と工業製品の調和を目指して

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