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2016.06.17地盤調査

本日(6/17)現在進行中の浜松市西区I様邸新築工事にて地盤調

査を行いました。

最近特に話題になることの多い、地盤そのものが原因である不同沈

下や液状化を防ぐ為の調査でもあり重要な事ですので、ブログでも

地盤調査の方法や目的の概要についてご紹介したいと思います。

 

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        浜松市西区O様邸

1)試験概要(スウェーデン式サウンディング試験)

貫入に要する荷重と25cm貫入に要する半回転数を計測し、地盤の

硬軟具合を調査します。

先端に取り付けられたスクリューポイントを地盤に貫入させるため段階

的に荷重を増加させていき、10KN(約100kg)に達しても貫入しない

場合は、1.0KNの荷重を裁荷したままロッドを回転させるという方法です。

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        スクリューポイント

●不同沈下発生要因の例

住宅の不同沈下事故において盛土が原因になる場合が多くあります。

その原因として、盛土自体の変形や新規盛土下部の変形が考えられます。

盛土下部地盤の変形に対しては、下部地盤の地層構成等が影響するため

沈下終息を待つことになりますが、盛土自体の変形においては盛土材や盛

土の施工管理等を十分に実施することで対策が可能です。

盛土材には良質な砂質土を用い、大きな石等が含まれていない材料を選定

します。10cmを超える石は盛土全体の5%以下となる材料が最適とされています。

締固めは20~30cmごとに転圧(上から圧力をかける)します。

事前に十分な調査と対策をこうじる事が重要です。

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●液状化

液状化とは、地下水位が高く緩い砂質地盤が震度5以上の地震の発生による

震動で液体のようになる現象のことを言います。

これにより、建物の沈下や転倒、地中構造物の浮き上がり等の被害が起こると

されています。

液状化は間隙が大きい緩く粒径のそろった砂地盤で起きやすくなります。

特に砂丘地帯や三角州、埋め立て地等で発生しやすい現象です。

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●軟弱地盤の見分け方

高台に立つとその土地の地形が良くわかります。地表面から2~3m下の地盤

が数千年前の状態をあらわしています。軟弱地盤として取り扱われる地盤は、

後背湿地、三角州、小おぼれたに、潟湖や湿原跡など、海岸平野や大河川

沿いに厚く分布しています。現在の河川がゆったりと流れているような地域は

海岸周辺だけでなく標高の高い盆地でも軟弱地盤が厚く分布している事があ

ります。昔は水はけの悪い軟弱地盤をさけた場所(自然堤防など)に集落が存

在してそこに街道を通していました。しかし、現在の都市の多くは軟弱地盤の

厚い地域を含めて広範囲に広がって分布しています。また、埋立地や干拓地

び様な人工地盤まで都市が拡大しています。

流れのゆるい河川の河口に存在するおぼれ谷、後背湿地などに形成された軟

弱な沖積粘土層は、基底部分の礫層を覆って主に海成や河川性の粘土層が

堆積したもので、軟弱地盤の主体はこれらの粘土層や有機質土からできています。

また、自然堤防や海岸砂州などに形成された砂質の土層は、締まり具合が緩い

状態で、堆積しているため、地震などが起こると地下水面下の砂が液状化する

事があります。

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軟弱地盤層からは遺跡は出ないと言われています。地震の揺れの大きさは、特に地表

付近の地盤が軟弱な場所では、硬い地盤の場所に比べて揺れが大きくなります。

また、地下の深い部分の地盤の構造により、地震波の振幅が大きくなる事もあります。

これらの現象は、地震波が硬い岩盤から軟らかい地盤に伝わる時に振幅が大きくなる

ことや、屈折・反射などにより地震波が重なり合って振幅が大きくなるという地震波の

性質によります。地表付近の地盤の状況は地形からある程度判断できます。

 

 

 

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